運動会。それは私が苦手なものの一つ。(だった)

16日は息子の通う小学校の運動会でした。

天気も良く、まさにイベント日和でした。

先々週あたりから練習をしていたという息子。
前々日、練習だがある競技で1等になったと喜んでいたのだが、
その内容が、30mぐらい走った所にフダが裏返しに置いてあり、
それぞれ好きに選ぶ。そのフダにはその後のコース上でやらなければならない
事項が書いてあり(例えばフラフープで縄跳びみたいに回るとかヒモをジャンプするとか)
それらをこなしてゴールするというもの。

前々日では簡単なアイテムを選んで、見事1番にゴールをしたが、
本番では残念ながら、最も時間が掛かるであろうフラフープを選んでしまった。
出だしは良かったがフダをめくった途端、やる気を失った息子。
が、何とかフラフープまで行き、回転させるも上手くいかない。
もう一人の子もフラフープをしているが、結局ちょっとの差で息子がビリになってしまった。

まぁ、元々縄跳びが苦手な息子が、そんなモノを選んでしまったのだから、
やる気を無くすのは当然のことであったのかも。

練習で1等になって、よほど嬉しかったのか、当日はそれはやる気マンマンで家を出たのに。
そんな背景を知っているだけに父としてはなんとか励まそうと、
息子に声を掛けようと近寄った。

案の定、息子は泣いていた。
後ろ姿しか見えなかったが、明らかに泣いていた。
泣かないようにしようとすればするほど、肩が震えて、そして堪えず泣いていた。
隣の女の子に「どうしたの?」的な言葉を掛けられているようだが、
出る涙を必死で手で拭く息子の姿に、私は声を掛ける事が出来なかった。

暫く、そう、次の息子の競技が始まるまで、ずっと後ろで見ていた。

だが、そんな息子には良い才能がある。
それは、暫くすると次の事で頭がいっぱいになり、前の事は忘れてしまうのだ。
まぁ、忘れる訳ではないだろうが、気持ちを切り替えるのが早いのだ。
これはある意味、スゴい才能だと思う。ポジティブだよね。かなり。
ただ、それが逆に調子に乗って怒られる事もある。

そんな訳で、数十分後、息子は元気を取り戻し、友達とワイワイやっていた。
ホッとする父であった。

私も父兄参加の綱引きに参加。
へんなひねりをして腰を痛める。バカな私。
でも、それを見ていた息子は父を頑張ったねと褒めてくれた。うぅ(涙)。

そんなこんなで午前中で低学年は運動会が終了。
嫁さんは娘を連れて自転車で一足先に帰り、私は息子と歩いて帰る。
義母が用意してくれたお昼ご飯を食べ、皆で昼寝をする。


私も子どもの頃は、運動会が苦手だった。
走るのはもちろん、人前に立つのが嫌いだった。
運動会は足の速い奴らがやればいいと思っていた。
オレらみたいな足の遅い奴は休みにすればいいと思っていた。
だから、逆に親にも来て欲しくなかったし、とにかくその日が辛かった。
意外にも息子にはそれ(上記文)はないようで、さすがポジティブな奴。

それから私も色んな経験をした。
高校生になったあたりから、環境も変わったし、自身も変わった。

今は運動会的な行事が好きだ。
まぁ、決して足が速くなったわけではないのだが、
違う楽しみを見つけたのかも知れない。


初めて息子の走る姿を見た時、
あぁ、コイツはオレそっくりだわと思った。
少しガッカリしたが、それ以上に愛おしさが増えた。

息子よ。今はまだ、難しいけど、きっといつか楽しめる時が来るよ。
気持ちの切り替えが、子どもの頃の私より優れているから、大丈夫だと思うけど。

[こうやって日記を書いているが、実は息子はもうすっかりビリだったのを忘れている
(嫌だった気持ちも)に違いない。ある意味羨ましい。]
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by kenzy2nd | 2009-05-18 17:11 | 子育ての日々